近年、日本全国の新設マンションの着工戸数が増加傾向にあります。今後はアベノミクスなどで景気が回復すればさらにその増加のスピードは増すのでは無いでしょうか。特に東京オリンピックにより、東京周辺の新設のマンションが増える事は想像できます。近畿圏でも大阪駅周辺の北ヤードの再開発が行われ駅直結型のタワーマンションが建設されています。梅田周辺の主要な駅でもそのような動きがみられます。

その中で、密かに注目されているのがタワーマンションの賃貸です。タワーマンションというと皆さんはどんなイメージがあるでしょうか?漠然としたイメージは持っておられると思います。例えば【ものすごく高い】とか、【セレブが住んでいる】とか、【買わなければいけない】【綺麗な外観とお洒落な内装】などなど。そのイメージは、敷居が高く豪華絢爛なものを想像する人も多いはずです。しかし、タワーマンションの賃貸は、その敷居も低くお手軽なので根強い人気があります。

しかしながら、具体的にタワーマンションの定義を知っている方がどのくらいおられるかは疑問です。実は、その高さによって定義されます。建築基準法第20条に記述のある「高さが57mを超える建築物」を指すことが多く、階数にすると17階程度のマンションとなる。)場合によっては、環境アセスメント条例にある「高さ97m以上」とされる場合もあります。

タワーマンションを賃貸することの目的は、人それぞれであるのでしょう。多くの人がその眺望に惚れ込んでタワーマンションに住むのだと思われますが、それ以外にもタワーマンションが好まれる理由は多々あります。周りにマンションが無いので1日中カーテンを開けっ放しにできることも大きな理由となります。低階層のマンションでは、こうもいきません。常に人の目を気にしてカーテン無しでは生活ができません。お風呂上りに軽く上着をはおり、ビール片手に夜景を楽しめるのもタワーマンションの大きな魅力です。窓の方角にもよりますが、お昼は日当たりがよく、冬には暖房もつけなくても暖かいというメリットもあります。

そして、タワーママンション自体にいろいろな設備が備わっていることも大きな魅力です。タワーマンション内に各種お医者さんや、子育て支援の施設があったり、大人の社交場のバーが併設されていたりと娯楽や公共のスペースやサービスが充実していることも、タワーマンションの魅力です。

管理が行き届いていることもタワーマンションが選ばれる要因になっています。夜中に困ったことがあった時など24時間体制でフォローをしてくれるマンションもあります。低層マンションでは管理人が常駐することも少ないのでこの点では大きなメリットです。何よりもセキュリティー上も安全だと思われます。

魅力がいっぱい詰まったタワーマンション、これからもその人気は続くことでしょう。

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タワーマンションのメリットとデメリットとは
タワーマンションの耐震性