リフォームには、生活パターンの変化に対応するための模様替え的なリフォームもあれば、水周りの設備の入れ替えを含めたリフォームあります。多くの場合、リフォームと言えばこうした室内のリフォームを思い浮かべる事が多いものですが、それ以外に住宅を長持ちさせるために必須のリフォームとして外壁塗装を忘れてはなりません。ここでは、外壁塗装に関するいくつかのポイントを上げ、認識を深めるための参考としてもらえればと考えます。
■外壁塗装の重要性
外壁塗装は、汚れが見られる外観を単に綺麗にお化粧し直す事が目的ではありません。もちろん、外壁塗装を行えば、外観は新築時の綺麗さを取り戻しますが、それ以上に大きな目的は、住宅を長持ちさせる事なのです。経時劣化によって壁に細かいクラックが入ったり、塗装表面が雨水をはじく能力が劣化すると、雨水がモルタル内に侵入し、住宅の躯体である柱や梁を腐食させる恐れがあるのです。
住宅の躯体が腐食されれば、耐震強度は著しく劣化し、住宅の寿命を短くする原因となってしまうのです。外壁塗装には、こうした雨水の浸透による住宅の寿命の劣化を防止し、住宅の寿命を長く維持するためと言う大きな目的があり、まさに必須のリフォームと言えるのです。
■外壁塗装のタイミング
先に記載した様な重要な外壁塗装は、新築後どの程度の経年で行う必要があるのでしょうか。その時期は、使われている塗料や気候環境などによって一概に言えませんが、一般的には15年前後で行うのが妥当と思われます。この経年はあくまで目安であり、外壁を見渡し、ひび割れの一部でも紙一枚の隙間が開いていれば、すでのそこから雨水が浸透している可能性が大きく、すぐに行った方が良いと言えるでしょう。また、外壁塗装の表面を指でなぞり、指に白い粉が着く状態なら塗膜が劣化しており、ひび割れが少なくても塗り時と言えます。
■信頼できる塗装業者に依頼する重要性
外壁塗装を行うには、下地の劣化状態やその場所の気候環境などを考えた塗料の選定が適切で。しかも施工が熟練の職人さんによって丁寧に行われるのが理想です。しかし、素人には、その塗料の選定や施工が適切か等は中々判断する事ができず、やはり信頼できる業者さんにお願いする事が必要です。
大手のリフォーム会社なら、下請け業者に施工などを任せていても、そこそこ信頼できるでしょう。また、これとは逆に小さな専門業者であっても、地元密着で評判の良い業者さんを選ぶと言う手もあるでしょう。また大企業の福利厚生の一環として推奨され、施工を行っている様な業者さんも信頼できると言えるでしょう。こうして、信頼できる業者さんにお願いし、十分に打ち合わせ納得してお願いする事が肝要です。
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■足場の設置
外壁塗装を行う際には、最初に足場が専門業者さんによって組み立てられ、その後に塗装業者さんが、作業を行います。足場を組み立てたり、撤去したり、これにも費用が掛かります。しかし、これは塗装作業を行う職人さんが、安全に作業を行う為に法律で義務づけられており、これも依頼する場合には業者さんからすれば知って置いて欲しいポイントの1つと言えます。
■外壁塗装の費用積み立てをマンション同様行っておくのがお勧めです
先に記載したように、住宅の寿命を長持ちさせるために必須の外壁塗装のリフォームは、15年程で行う事が必要となります。このタイミングでは住宅ローンも完済していないタイミングであり、比較的大きな費用負担が大変なケースも多いと思います。
マンションにおいては、入居時から毎月一定額を積み立てる事で、適時にマンション全体の外壁塗装等を行う為の費用を準備しています。しかし戸建て住宅では当然こうした準備は個人が自主的に行う事が必要です。こうした必須のリフォームを行う為に、住宅購入時から、マンションと同じ様にメンテ費用を自主的に積み立てられる事をお勧めします。
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